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上気道と私たちが呼ぶ副鼻腔や中耳の構造の特徴はフラスコ構造を持っているということです。フラスコとは口の細い水差しのことです。そもそも、副鼻腔は生まれたときには発達していません。これは胎内にいる間は呼吸も食事も必要がないのでお産のときじゃまにならないためです。赤ん坊は頭が大きく顔が小さいのはこのためです。生まれたての時点では副鼻腔は鼻への出口の部分しかなく、生後この出口から次第に風船のように副鼻腔は大きくなり、12〜15歳で大人の大きさになります。そのため結果的に小さな開口部で鼻と交通したフラスコになります。中耳は発生学的にはのどの一部が耳管として耳の方向に伸びていき、その先端が膨らんだものです。従って、中耳は鼻とつながった呼吸器の一部といえます。副鼻腔に炎症が起こったり膿がたまる病気が副鼻腔炎(蓄膿症)で、中耳に炎症が起こり膿や浸出液のたまる病気が中耳炎です。ここで問題になるのはフラスコの向きです。上顎洞は目と鼻があるため、下外方にしか発達できないため、上に出口のある正立フラスコになります。従って、いったん膿や粘液が洞内にたまると、頭を傾けなければ排液できません。そのため、副鼻腔粘膜には、重力に逆らってベルトコンベアーのように膿や異物を排泄する線毛運動という働きがあります(鼻も中耳も気管支も呼吸器の表面は全て線毛で覆われています)。一方、前頭洞は目の上に向かって発達するため、直径1〜2mmの極めて小さい開口部を下方に持つ倒立フラスコになります。この場合、基本的には内部に液体は溜まりにくいのですが、いったんたまると一升瓶に水を入れて逆さまにしたような状態になり排液されず、その重量で内部が陰圧になり頭痛の原因にもなります。中耳も耳管を介して下方の咽頭とつながっている倒立フラスコですので、いったん滲出液がたまると排液されません。これが子供に多い滲出性中耳炎です。



 
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