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動物の鼻は脳の前方にあります。しかし、ヒトは脳が前方に発育したため、脳は鼻の上から押しつぶした形になりました。そのため、鼻の機能のうち、加温加湿機能や嗅覚は犠牲になり退化しました。また、動物の目は顔面の側方にある場合が多く、例えばウマは310度視界があり自分の背中も見えますが、単眼視のため遠近感がありません。一方、樹上生活をしていたヒトの先祖は木から落ちなくするため、両目は顔の前面まで出て左右並び、遠近感のある両眼視を獲得しましたが、視野は犠牲にされ110度に過ぎません。さらに前方視のじゃまになる鼻は低く短くなりました。また、ヒトが直立していることは、呼吸器には大きな負担になっています。肺や気管支は内部の異物や痰を重力に逆らってのどまで排泄しなければならず線毛運動機能が生存上不可欠です。咳も必要な神経反射です。咳止め薬は依存性や脳への作用もあり必要性を考えて使用すべきです。
線毛運動機能に関しては次に述べますが、ヒトの場合線毛運動は最も重要で不可欠な気道防御機能であり、ヒトでは鼻からNOが供給されることで特に強化されています。線毛運動機能不全症(カルタゲナー症候群)という線毛の働きが傷害される病気がありますが、この場合慢性副鼻腔炎や慢性気管支炎が必発します。線毛運動は低温乾燥喫煙で傷害されますが、これが冬期に気道感染症が多い理由のひとつです。またヒトは手が自由に使えるようになったため、手で鼻をかむという新たな防御機構を獲得したが、これによって中耳炎や副鼻腔炎は増加しているとも言えます。どういう事かと言えば、鼻汁が出ているときは数回鼻をかめば、鼻は通りますが、鼻づまりの原因の多くははなの粘膜が腫れていることが原因です。この場合何回鼻をかんでも鼻が通りません。それでも私たちは鼻をかみ続けます。これによって、鼻の細菌やウイルスは鼻の周囲の副鼻腔や中耳に広がって行き、中耳炎や副鼻腔炎は増加します。鼻をかまなくても、ヒトは5分間に3回自分の鼻を触っていると言われています。汚い手で鼻をさわるという行為そのものがインフルエンザ感染の80%の原因になっています。



 
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