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線毛運動は乾燥と低温、喫煙で障害されます。冬寒くなると線毛運動の速度が低下すると鼻に入ったウイルスは円滑に輸送されないため、ゾル層とゲル層をくぐり抜けて鼻やのどの上皮細胞を感染させます。線毛運動が最も重要な気道防除機構で、これが先天的に障害されていれば慢性副鼻腔炎や慢性気管支炎などがほぼ確実に起こること、通常の慢性副鼻腔炎は線毛運動機能そのものの障害でなく、障害物が輸送機能を妨げていることを述べました。しかし、慢性副鼻腔炎の長期間かかっていると、線毛運動はリモデリングという現象のため健康な状態には戻れません。線毛運動が円滑に働くには線毛そのものの動きだけでなく、鼻腺細胞や杯細胞が産生するゾル層とそのうえに浮かんで異物を載せて移動するゲル層のバランスが重要です。
ゾル層が厚すぎると線毛がゲル層に届かずベルトコンベアーであるゲル層は動きません。また、ゾル層が薄すぎると線毛の先端がゲル層に刺さってしまい、ゲル層は一定方向に移動できません。慢性副鼻腔炎で炎症が続くとMac5ACという遺伝子が発現し、ゾル層を作る漿液腺がゲル層を作る粘液腺に変わり、ゾル層が減りゲル層が増えます。加齢のこの傾向を加速します。これによって線毛運動機能は低下しますが、鼻からのどに流れる分泌液はねばねばしてきます。慢性副鼻腔炎は手術で治っても痰の切れが悪いとか、高齢者の訴える後鼻漏の多くの原因です。この変化はリモデリングと呼ばれ、不可逆的で副鼻腔炎は治っても元に戻りません。ムコダインなどの薬剤も実際には効果がありません。この問題の解決は今後の大きな私たちの問題です。現時点ではリハビリがもっとも有効な対策です。




 
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