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本疾患に関する近年もっとも重要な報告は、アスピリン喘息患者の尿中システィニルロイコトルエン(cys-LT)に関するTaniguchiらの相模原病院から報告である。彼らは困難であった尿中cys-LTの定量技術を確立し、アスピリン喘息患者群は通常の喘息患者群より有意に高値であり、さらにどちらの群でも好酸球性副鼻腔炎合併症例は副鼻腔正常例よりも有意に高いことをしめしました。そして好酸球性副鼻腔炎合併例では、鼻ポリープ切除によって尿中cys-LTが低下するという報告を行いました。これらの結果は、尿中cys-LTの測定が副鼻腔炎患者や喘息患者が時に致死的なアスピリン誘発発作をおこすriskの予後判定に有用であること、アスピリン誘発喘息患者はbaselineとしての血中LTの上昇があること、驚くべき事にLTは下気道でなく好酸球性鼻ポリープで産生されていること、鼻ポリープ切除によってアスピリン誘発発作のriskが減らされることなどをしめしています。つまり、アスピリン喘息はまず好酸球性鼻ポリープが形成され、ポリープ内の好酸球あるいは肥満細胞から恒常的にLTが放出され気道過敏性を獲得します。
アスピリンや酸性NSAIDなどCOX1阻害薬の投与でシクロオキシゲナーゼ系へのアラキドン酸カスケードの流れが止められることで、リポキシゲナーゼ系のLTC4、LTD4、LTE4などのcys-LTの産生が著しく亢進して喘息発作をきたすと考えられます。私たちのretrospectiveな検討で、アスピリン誘発喘息患者の初期症状として嗅覚障害が50%をしめたことからも、鼻閉を訴えない程度のポリープがアスピリン喘息の初期病変であること可能性が高いといえます。アスピリン喘息は、下行した重症型好酸球性副鼻腔炎といえる点、LT依存性が高い点で、通常のアトピー性喘息や非アトピー性喘息の重症型ではなく、異なった病態と思われます。




 
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