クリニックについて 診療について アクセス

クリニックについて
クリニックコンセプト
医師紹介
院内設備
連携医療機関
診療領域
診療領域
耳鼻咽喉科
皮膚科
アレルギー科
アンチエイジング科
禁煙治療
よくあるご質問
アクセス
交通機関
予約・お問い合せ





上述のように、回転刺激ではその角加速度の大きさに応じて進行方向の半規管が興奮し、反対側は同じ量だけ抑制されます。静止している時や等速運動(加速度ゼロ)のときには安静時ポテンシャルという一定の信号が脳に伝えられます。この信号は増えることが興奮、減ることが抑制です。今、もし、病気で片側の内耳が障害されると、ほとんどの場合その側の安静時ポテンシャルがなくなり抑制状態になります。脳にとって、片側だけが抑制され、反対側は安静時の状態であるような状況は過去に経験がありません。従って、脳の空間認知は混乱し、めまいを感じ、自律神経反射で吐き気もおこります。これが内耳性めまいの原因です。混乱した脳は、過去の類似した経験から、今身体には健側(障害されていない側)に向かう回転が加えられていると錯覚し、急速相が健側にむかう眼振がおきます。これを麻痺性眼振といいます。この混乱からのがれるため、脳はとりあえず小脳を使って動いている側の内耳の働きも止めます。そのため、じっとしていればめまいがしなくなります。
しかし、脳は馬鹿ではありませんから、視覚情報から身体は動いていないことに次第に気づき、患側(障害された側)前庭から入力が信用できことを理解します。そして、今後は健側からの前庭入力だけを信用するように脳はルールを変更して、めまいはおさまります。この過程は主に小脳で起こり前庭代償と呼ばれ通常は2-4週間かかります。高齢者やめまい薬を服用すると前庭代償の獲得は遅れます。ここで注意すべきは内耳障害が治っていなくてもめまいは治まるという点です。この時期には、めまいを起こすほど、脳は患側内耳の異常に気づきやすく、めまいは早く収まります。もっとも多い内耳性めまいである良性発作性頭位性めまい症はある頭の位置でのみめまいが誘発されますが、治療目的でその頭位を繰り返しとってめまいをおこすことでめまいは収まっていきます。



 
  サイトマップ ホームページへ