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突発性難聴とは、突然片側の耳が聞こえなくなる病気です(数日前から前駆症状がある場合もあります)。耳鳴りやめまいを伴うこともあり、軽い場合は難聴というより耳がつまった感じ(耳閉感)として感じられることもあります。中耳炎のような音を伝えるしくみに原因のある難聴(伝音性難聴)でなく、音を電気信号に変える内耳あるいはその信号を脳に伝える内耳神経に原因がある難聴(感音性難聴)です。年をとって徐々に聞こえなくなるのはこの感音性難聴です。さらに、高い音(高音)が障害される場合と低音が障害される場合(低音障害型感音性難聴)があり、後者はメニエール病と類似した疾患として異なった病気として別項目で扱います。この病気の特徴のひとつは自然に治ることが多いことで、糖尿病・不整脈・高血圧・高齢といったリスクがなければ、半数の患者様は治療しなくても数週間で治ります。有毛細胞という振動を電気に変える内耳の感覚細胞は哺乳類では再生されないため、突発性難聴を除けば、感音性難聴の回復は困難です。言い換えれば、半数は治らないし、聴力は改善しても耳鳴りや聴覚過敏(大きな音や機械音が不快に感じる)などの後遺症が残ります。この病気の原因ははっきりわかっていません。亡くなる病気ではないので解剖などで原因を確かめることもできません。これまでの研究から内耳血管だけの脳梗塞というという考えとウイルス感染説(おたふくかぜ、サイトメガロ、ヘルペスなど難聴をおこすウイルスはたくさんあります)があります。
ここからは個人的な考えですが、私はこの疾患は携帯電話の充電池の充電切れか、充電器の故障のようなものだと思っています。内耳はまさに電話と同じで音という物理的振動を電気信号に変換して脳に伝えるところです。この過程は内耳の安静時電位という電気が使われます。この電位を作っているのが血管条というところです。ここが内耳の充電池で、ここに血液を供給する内耳の細動静脈や両者の吻合が充電器に相当します。私はこの電池か充電器の部分的な障害、おそらくは細静脈の血栓から始まる微小循環障害、がこの疾患の原因だと思っています。つまり、携帯電話そのものは少なくとも発症初期は壊れていないのです。だから、突然難聴が起こり、血流が回復すれば、自然に治ることも多いのだと考えています。しかし、充電器そのものが壊れてしまえばその部分の障害は治りませんが、悪化したり低音部まで難聴が広がることはないのです。反対側にも起こる確率も交通事故に2回遇うのと同じです。治療に関しては、初期治療が大事なことは心筋梗塞や脳梗塞など循環障害に共通することですが、治療内容もこのような病態や微小循環障害の病態生理を理解した上で行われています。




 
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