クリニックについて 診療について アクセス

クリニックについて
クリニックコンセプト
医師紹介
院内設備
連携医療機関
診療領域
診療領域
耳鼻咽喉科
皮膚科
アレルギー科
アンチエイジング科
禁煙治療
よくあるご質問
アクセス
交通機関
予約・お問い合せ





突然起こる感音性(神経性)難聴のうち、片側の低い音が主に障害される難聴です。若年者に多く、回復しやすいですが、再発が多いもの特徴で、ここ10年間に著しく増加しています。低音が障害される神経性難聴としてはメニエール病が有名ですが、めまいこそありませんが、原因はよく似ていると思われます。長期的に見ればメニエール病に移行する場合もあります。前項で述べたように低音は幅の広い先端回転で受容されますが、これらの病気で先端回転の音受容が主に障害され、しかも変動する理由として内リンパ液という蝸牛管内に満たされた液の量が増えて蝸牛管が膨らんでいる状態(内リンパ水腫)が起こっているからだと思われています。
つまり、バイオリンでもテニスラケットでも弦の中央を指で押したときに細い弦に較べ、太い弦の方がたわみやすいことからわかるように、蝸牛管内部の内リンパ液が増えれば、パスカルの法則で全回転ともに内圧は同じなので、たわみやすい幅の広い先端回転の方がたわみ内有毛細胞も曲がるため、その影響で聴力が低下します。逆に内リンパ液が減少すれば、たわみが解消し聴力が回復するわけです。なぜ内リンパ液は増えるのかわかっていませんが、肉体的精神的ストレスを受けると分泌されるストレスホルモンの一種の抗利尿ホルモン(ADH、バゾプレッシン)の関与が考えられています。このホルモンは腎臓から排泄される尿量を減らし水分を体内に貯める働きがあります。腎臓と血管条はよく似た機能をもっていると述べましたが、内リンパ液に関してこのホルモンにより排泄が減り、内リンパ水腫をおこします。
抗利尿ホルモンを分泌させるストレスには、睡眠不足・乗り物酔い・暑い寒いなどの肉体的ストレスが最も影響がありますが、精神的なストレスが直接原因になる可能性もあります。また少量の飲酒は利尿作用もありこのホルモンの分泌を抑える効果があります。睡眠を十分にとること、この病気への不安からもストレスが高まるという悪循環もあり、イライラは禁物です。薬物としてはイソソルビドという利尿剤を服用します。塩分の摂りすぎ、乗り物(特に前後上下左右に揺れる小型の船、飛行機、大型バスなど)の長時間乗ること、睡眠不足は避けましょう。ステロイドの内服は副作用が多いので、ステロイドなら点滴のほうが安全です。プロスタグランディンの効果は不明です。


 
  サイトマップ ホームページへ